隣町にあるファーマーズマーケットでたまたま見つけた「子持ち高菜」という野菜。
高菜といえば博多ラーメンかチャーハンに入れる「葉っぱ」というイメージですが、こちらはぷっくりと丸みがあるものでした。
そんな珍しい野菜「子持ち高菜」を食べてみましたので、感想やレシピを記事にしました。
実際に購入できるところも調べてみましたので参考にしてください。
子持ち高菜ってどんな野菜?
子持ち高菜は一般的な高菜と同じアブラナ科の野菜で、蕾の形のような「わき芽」の部分が主に食されます。
もともとは中国原産の「四川児菜(しせんあーさい)」が品種改良されたものが子持ち高菜です。
市場に出回って10年ほどの新しい野菜であるため呼称はまだ定着していません。
様々な呼ばれ方をしているようで、福岡産は「蕾菜(つぼみな)」、奈良産のものは「祝蕾(しゅくらい)」という名前で販売されています。
まだ生産者も少なく一部の地域でしか出回っていないこともあり「レア野菜」といえるかもしれません。
子持ち高菜の旬は1月から3月中旬。
出回る時期も短いので、より一層食卓に出回る機会が少ない珍しい野菜なのです。
子持ち高菜を料理したレシピと食べた感想
昼食のおかずとしてサッと作りたかったので、今回は炒め物にして食しました。
材料
- 子持ち高菜・・・6本
- ベーコン・・・・1パック
- 唐辛子・・・・・少々
- ニンニク・・・・少々
- 塩・・・・・・・少々
- 胡椒・・・・・・少々
- オリーブオイル・適量

子持ち高菜をザクザクとカットしていきます。
食感を残すために大きめに切るのがポイントです。

ベーコンと唐辛子、ニンニクを用意しペペロンチーノ風にしていきます。

フライパンにオリーブオイルを敷いて材料を投入し、中火でざっと炒めていきます。子持ち高菜は火が通りやすい食材なので数分炒めれば完成です。

お手軽、子持ち高菜のペペロンチーノ風の完成です。
切って炒めるだけ。非常に簡単です。パスタを入れても美味しそうですね。
食べてみた感想
子持ち高菜自体にほのかな甘味とほどよい苦味があり「優しい山菜」といった印象。
そして特徴的なのはその食感。ブロッコリーの茎の部分の歯ごたえに似ていますが、もっとコリコリ、ホクホクとしたなんとも言えない感じ。
ペペロンチーノ風にしたのは正解で、シンプルなレシピだからこそ素材の特徴がよくわかります。
火を通す時間を短くしたことで固さを残したまま独特の食感と素材の旨味を味わうことができました。
子持ち高菜は「美味しい!また食べたい!」と思えた当たり食材です。
天ぷらや茹で野菜などの調理法でも相性が良さそうだと思いました。
子持ち高菜はどこで販売している?おすすめのオンライン直売所
子持ち高菜は新潟、宮城、愛知、奈良、兵庫、福岡など全国で流通しているようですが、農産物の直売所で販売されていることが多く、まだまだスーパーでは入手しにくい食材です。
レア野菜である子持ち高菜を購入するならば、やはりネット通販で探すのが一番手軽でしょう。
しかし「生鮮食品をネットで購入するのはちょっと怖い」「産地や作り方など安心したものを食べたい」と購入を心配される方も多いはず。
そんな不安を払拭できる食べチョクという「オンライン直売所」を見つけました。
食べチョクは野菜や果物を作る農家や漁業を営む漁師さんから直接食材を取り寄せることができるサービスで、イメージとしては生鮮食品専門の「メルカリ」といった感じです。
ただし、メルカリと違い誰でも何でも出品できるわけではありません。
食べチョク運営会社の厳しい審査を通過した生産者のみが販売できる仕組みとなっています。
一定基準を満たした食材だけ集まっている直売所なので、ネットでも安心して購入することができます。

食べチョクで「子持ち高菜」「蕾菜」「祝蕾」を検索したところ数点の出品がありましたが、2月時点でほとんどが売り切れ…
在庫数も残りわずかで、やはり期間限定のレア野菜でした。
食べチョクでは子持ち高菜以外にもさまざまな食材が出品されており、「珍しい」「レア」などの言葉でキーワード検索をすると面白い食材が表示されます。まだ食べたことのない野菜や魚に出会えるかも?
今回は子持ち高菜の紹介でしたが、それ以外にも美味しい食材があると思いますので、ぜひ活用してみてください。

以上「暮らしをそだてる」のジャンル記事でした。
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